東京2020大会をはじめ、今まで多くの国際大会が行われた競技会場をご案内。今後も日本各地でさまざななスポーツの国際大会が開催される予定です。競技会場の情報を早速チェック。
有明テニスの森公園は、センターコート「有明コロシアム」のほか、ショーコート、インドアコート、屋外コートを備えた国内有数のテニス競技施設です。1983年(昭和58年)の開設以来、国際大会から一般利用まで、テニスの拠点施設として多くの方々に親しまれています。都内からは電車・バスなどの公共交通機関でもアクセスすることができ、また有明コロシアムでは、改修工事により、車いす席やエレベーターなどのバリアフリー施設が増設され、よりアクセスしやすい施設となりました。
livedoor URBAN SPORTS PARKは、東京2020オリンピック・パラリンピックのスケートボードとBMX競技の会場として使用され、大会後はスポーツ施設やショップ・レストランがひとつに融合した場所に生まれ変わりました。 初心者でも利用できる広々としたスケートボードパークを中心に、3x3バスケットボールコートやスポーツクライミング「ボルダー」の専用施設などもあり、一つの場所で多彩なスポーツ体験が可能です。
東京ビッグサイトは国際的な展示施設でありながら、eスポーツなどの競技大会に対応可能なスポーツ関連施設としても注目されています。国内最大の展示ホールは、世界規模の展示会やeスポーツ関連イベントなどに活用されており、様々なイベント運営に適した柔軟な空間構成やアクセスの良さが魅力です。
海の森水上競技場は、海の森公園の中にある漕艇場。東京 2020 オリンピック・パラリンピックではボート、カヌー競技に使われました。競技場には水門とポンプが設置され、ボート・カヌーの大会時には潮汐の影響がなく一定の水位を確保することができる機能を備えています。艇庫棟、フィニッシュタワー棟などの設備があり、グランドスタンド棟には約2000人が観戦できるようになっている競技場です。フィニッシュタワー棟には観測用機器などが設置され、国際競技大会にも対応可能となっており、カヌー、ボートの競技以外にも、ウッドデッキではヨガのレッスンが開催されるなどさまざまなことに利用可能な施設。
東京アクアティクスセンターは、東京2020大会に向けて東京都が新たに整備した施設の一つで、メインプール、ダイビングプール、サブプールの各プールが、国際基準の公認を得ています。また飛込選手のためのトランポリン等を備えたトレーニング施設や、アーティスティックスイミングに対応した音響性能を確保するなど、関連設備等も充実しています。 プールサイド用の車いすをはじめとする、バリアフリー設備・備品なども充実しており、誰もが安心して使用できる施設となっています。
夢の島公園アーチェリー場は江東区に位置する夢の島公園内に整備された競技場。東京 2020 オリンピック・パラリンピックではアーチェリーの予選会場、練習会場として使用されました。 アーチェリーの大会だけでなく、タッチラグビー、フライングディスクなどの体験教室の場所としても利用可能です。また、スポーツイベントなどがないときには芝生広場として市民に開放されており、また全ての人に利用しやすくバリアフリーに配慮された競技施設として整備されています。
カヌー・スラロームセンターは国内初の人工カヌースラロームコースを持つ競技場として整備されました。東京 2020 オリンピック・パラリンピックでは、カヌー・スラロームの競技会場として使用されました。競技用コース、ウォーミングアップコースが整備されており、国際大会にも対応。競技用コースでは揚水ポンプとオブスタクル(障害ブロック)を使用し、激流を作り出す機能を持っているのに加え、フィニッシュプールも整備され、東京 2020 オリンピック・パラリンピック終了後は市民の水上レジャーにも利用される予定。 ラフティングやカヌー体験、水上遊具など市民に愛される施設として期待されています。