自然豊かな世田谷区でスポーツや文化を楽しむ

2025年11月15日から11月26日までの12日間、東京都を中心に開催される第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025。今大会で、陸上、ハンドボール、バレーボールの会場となっているのが駒沢オリンピック公園総合運動場です。会場のある世田谷区は豊かな自然環境とともに閑静な住宅街が広がるエリア。駒沢オリンピック公園を起点に自然や歴史、文化に触れられるスポットをご紹介します。

ROUTES

駒沢オリンピック公園からスタート➡徒歩約15分➡東急田園都市線「駒沢大学」駅から「三軒茶屋」駅下車➡徒歩約3分➡スカイキャロット展望ロビー(キャロットタワー26階) ➡徒歩約1分➡東急世田谷線「三軒茶屋」駅から「宮の坂」駅下車➡徒歩約5分➡豪徳寺➡徒歩約5分➡東急世田谷線「宮の坂」駅から「三軒茶屋」駅下車➡徒歩約1分➡東急田園都市線「三軒茶屋」駅から「二子玉川」駅下車➡徒歩約9分➡帰真園(二子玉川公園 内)➡徒歩約9分➡東急大井町線「二子玉川」駅から「上野毛」駅下車➡徒歩約5分➡五島美術館

01

駒沢オリンピック公園

多くの緑に囲まれた総合運動公園

駒沢オリンピック公園は、1964年に東京で開催された第18回オリンピック競技大会の第2会場として、レスリングやバレーボールなどの競技が行われた場所です。約41万m2もの敷地にはオリンピック東京大会を記念する、駒沢オリンピック公園のシンボル的存在である記念塔や陸上競技場や体育館などのスポーツ施設が配され、一周約2.14kmのジョギングコースと一周約2.08kmのサイクリングコースも整備されています。緑豊かな敷地内でスポーツや散策、レストランで食事なども楽しめる総合運動公園として親しまれています。

所在地:東京都世田谷区駒沢公園1-1
https://www.tokyo-park.or.jp/park/komazawa-olympic/index.html

02

スカイキャロット展望ロビー(キャロットタワー26階)

夜景も美しい都内有数のビュースポット

世田谷区内のビュースポットとしておすすめなのが、三軒茶屋駅に直結しているキャロットタワーの26階の「スカイキャロット展望ロビー」です。展望エリアでは地上124mからの眺望を楽しむことができます。西側の展望エリアからは東京西部を一望でき、季節によっては富士山を望むこともできます。東側の展望エリアからは東京タワーなど都心の景色が広がり、夜景スポットとしても人気。レストランやカフェもあり、東京の景色を眺めながら充実した時間を過ごすことができます。

所在地:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー26階
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/002/d00004091.html

03

豪徳寺

幸運を呼ぶ招き猫発祥のお寺

キャロットタワーに隣接している東急世田谷線三軒茶屋駅から電車に乗り、宮の坂駅で下車。閑静な住宅街を抜けた先にあるのが曹洞宗の寺院、豪徳寺です。江戸時代、彦根藩主の井伊直孝公をお寺の門前にいた猫が手招きをして落雷から守ったという言い伝えから「招き猫」発祥の地の一つとしても知られるようになりました。境内には、福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」として祀る招福殿が建てられ、家内安全、商売繫盛、開運招福を願い、多くの参詣者が訪れます。尚、お寺は宗教施設です。参拝のマナーを守って見学をしてください。

所在地:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
https://gotokuji.jp/

04

帰真園(二子玉川公園内)

自然と文化を感じる周遊式日本庭園

世田谷区内でも、数少ない自然景観を残すスポットでありながら、東京の西の玄関口としてにぎわいの拠点となっている二子玉川。住民や観光客の憩いの場となっているのが、国分寺崖線の緑と多摩川の水辺に囲まれた場所に位置する二子玉川公園です。「帰真園」という名前は都市の中において自然に回帰するという思いが込められており、庭園は多摩川や鳩ノ巣渓谷など世田谷や二子玉川ゆかりの自然がモチーフとなっています。また、ユニバーサルデザインを基調とし、誰もが日本の空間文化を楽しむことができます。

所在地:東京都世田谷区玉川1-16-1
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/015/001/010/d00124898.html

05

五島美術館

収蔵品はもちろん建物、庭園も見事な美術館

五島美術館は、世田谷区上野毛の閑静な住宅街の中にある私立(公益財団法人)の美術館です。東急グループの礎を築いた五島慶太翁が半生をかけて収集した日本と東洋の古美術品をもとに、1960年に開館。国宝「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」をはじめとする数々の名品を収蔵する美術館として、展覧会を中心に幅広い活動を展開しています。敷地は庭園を含めると約6,000坪。王朝貴族の建築様式である寝殿造の意匠を随所に取り入れた本館の建物や、枝垂桜やツツジなど季節ごとに多彩な花を咲かせる庭園も見どころ。

所在地:東京都世田谷区上野毛3-9-25
https://www.gotoh-museum.or.jp/

ROUTES