The FooTNik(フットニック) 恵比寿店

国際的な交流の場を目指して誕生

日本国内で老舗のブリティッシュ・パブとして知られている『フットニック』。店名の「フットニック(FooTNiK)」はFootball=サッカーの“foot”と「~を愛する者」という意味する“nik”を組み合わせたものだそうで、サッカーとイギリスが大好きだというオーナーの思いが込められています。高田馬場に一号店が誕生したのは1996年で、今回紹介する恵比寿店は2001年に二号店としてオープンしました。「お洒落なショップやレストランが立ち並ぶ、国際色豊かな街、恵比寿に、外国人と日本人が一緒になってサッカーを観戦できる、エキサイティングな場所を作りたい。その願いがカタチになったのがこのお店です」。オープン当時をこう振り返るのは、恵比寿店の店長、マノップ・カリファさん。カリファさんによると、客層は外国人が3割、日本人が7割程度で、常連の外国人客はイギリス、アイルランド、オーストラリア、アメリカなどの出身だそうです。

サッカーの他、あらゆるスポーツが観戦可能

フットニック恵比寿店には3台のテレビがあり、奥には大型スクリーンとプロジェクターが設置されています。Jリーグの試合やAFCチャンピオンズリーグ、日本代表の試合のほか、週末にはプレミアリーグ、チャンピオンズリーグなど欧州のサッカー中継も放映されます。ときには、試合時間に合わせ開店時間を早めるなど、熱狂的なサッカーファンにとってありがたい存在なのです。もちろん、サッカー以外のスポーツ観戦も可能。アメリカンフットボールファンにはスーパーボウル、ラグビーファンにはシックスネーションズチャンピオンシップを放映するなど、あらゆるスポーツファンにも配慮されています。

イギリスの味とフレンドリーな雰囲気を堪能

ブリティッシュ・パブがモデルとなっている店内は、テーブルチャージなどが一切なく、カウンターで買ったドリンクを片手に適当な場所で気ままに飲めるスタイルが特徴です。壁に飾られたカラフルな手描きのボードにはおすすめのビールのリストなどがぎっしり。ギネスやヒューガルデン、サイダー、各地のクラフトビールの他、ワインやカクテルも豊富にラインナップされています。そして、味に定評のあるフードメニューにもご注目!ぜひオーダーしてほしいのは、フィッシュ&チップスです。フットニックは、1913年に設立された英国フィッシュ&チップス連盟 (NFFF) の正式メンバーなのだそう。本場が認めた味となれば試さないわけにはいきません。その他、店舗で肉詰めをしている手作りイングリッシュソーセージやイギリス人シェフによるオリジナルのパイなど、ここでしか味わえない貴重なメニューもあります。さらに、ヴィーガンやベジタリアンのお客さんにも対応できるよう、幅広いメニューを用意しているようです。こうしたイギリスをテーマにした料理も十分に楽しめる点も大きな魅力になっています。

仲間とワイワイ賑やかに…という方はもちろん、フットニックは日本人、外国人問わず、一人で来店するお客さんが多いのも特徴。国籍の壁を越え、たまたま居合わせた人とスポーツの話題で盛り上がるなど、気ままに過ごすことができます。「気が向いたときに気軽にお店のドアを開いて欲しい」そう話す店長のカリファさんが出迎えてくれるフットニック恵比寿店で、スポーツやお酒、料理、そして国際交流を楽しむ、充実したひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

The FooTNik(フットニック) 恵比寿店

東京都渋谷区恵比寿1-11-2 アサヒビル1F

JR線「恵比寿」駅より徒歩約1分、日比谷線「恵比寿」駅より徒歩約2分

03-5795-0144